アイフルホームというと、低価格で建てられるローコスト住宅メーカーとして知られています。
テレビでもよくCMを見かけますよね。
ローコストって安かろう悪かろうじゃないの?と思われるかもしれませんが、アイフルホームは国内No.1住設メーカーであるLIXILグループが運営しています。
ここでは実際に建てた人の評判を見てもらいながら、アイフルホームの特徴を紹介していきますね。
実際にアイフルホームで注文住宅を建てた人に、アンケートを取ってみました。
坪単価 | 44.4万円/坪 |
---|---|
建築費用 | 2000万円 |
延床面積 | 45坪 |
所在地 | 岩手県 |
工法 | 木造在来工法 |
総合評価 | 1.8 |
家の満足度 | 2 |
コスパ | 1 |
担当者の対応 | 2 |
アフタフォロー | 2 |
営業マンが土地情報に詳しかったことと、注文住宅の中では坪単価が安かったから。
また、蓄熱暖房を勧められて取り付けたが、電気代はかなり高額になるし、場所は取るしで、ホント、後悔しています。
ローンを組む金額は吟味した方がいいです。
また、デザイナーさんがいる、メーカーをおすすめします。
理由は、営業マンによるアドバイスで間取りを修正したところ、家具の置きづらい間取り、開放感のない間取りになってしまいました。
あと、同居する場合は、生活音にも配慮した、間取りや、材料を吟味し、お互いにストレスにならない、プライベートを重視した方がいいです。
うちは、建物だけで、予算がいっぱいになってしまったので、外構とセットになった注文住宅があったら良かったなとおもいました。
ベランダは設置しませんでしたが、ストレスなく使用出来ています。
上記の投稿者さんは、蓄熱暖房を付けて後悔しているとのことでした。
蓄熱暖房は北海道や東北地方など、冬の寒さが厳しいエリアでよく用いられていますね。
この蓄熱暖房の良し悪しは、人によってかなり意見が異なります。
数年前、単身北海道で暮らした時、蓄熱式の電気暖房器(以後、蓄暖)はなかなかいいものだなーと思いました。 何にでもすぐ感心して「これは優れものだ」とか「ただものじゃないぞ!」とか言ってしまう(と批判されている)ワタシですが、蓄暖は冷静に考えても、正真正銘優れものだと思っています。
上記のように、非常に満足している人もいますね。
暖房効率や費用は、家の立地条件や間取りによっても異なります。
本当に必要なものかどうか、十分にリサーチして健闘しましょう。
坪単価 | 65.0万円/坪 |
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建築費用 | 2600万円 |
延床面積 | 40坪 |
所在地 | 宮城県 |
工法 | 木造在来工法 |
総合評価 | 2.5 |
家の満足度 | 3 |
コスパ | 3 |
担当者の対応 | 2 |
アフタフォロー | 2 |
値段が自分たちの予算に合い、ハウスメーカーに通いやすかったため
コンセントの位置決めに苦労した
マイホームは一生に一度の物だと思いますし、何よりとてもお金がかかるので、ハウスメーカー選びもすごく大切だと感じます。
なので住宅展示場などにはなるべくたくさん足を運んで何度もみたり話しを聞いて決めると良いと思います。
また、細かな設備なども住むためにとても重要かと思います。
例えばコンセプトの位置にしても、言われたままではなく、自分でここにあると便利などよく見て考えると良いと思いました。
他にも電気スイッチの場所や、配置なども、いざ使ってみると使いにくいなんてこともあるので、しっかり調べる事をオススメします。
最後に、ハウスメーカーの方に色々聞いたり、たくさん質問して最善の形で建てられるようにしてもらいたいです。
坪単価 | 40.0万円/坪 |
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公式ホームページ | http://www.eyefulhome.jp/ |
会社名 | 株式会社LIXIL住宅研究所 |
本社所在地 | 東京都江東区亀戸1-5-7 錦糸町プライムタワー(旧 日鐵NDタワー) |
電話番号 | - |
資本金 | 12億5000万円 |
株式上場 | 未上場 |
主な工法 | 木造プレハブ・木質パネル工法 |
価格帯 | ローコスト |
対応エリア | 全国 |
アイフルホームは、フランチャイズ制度を導入している住宅メーカーです。
各地にある工務店がフランチャイズに加盟し、資材やノウハウを得て運営しています。
したがって営業・設計監理・施工まで加盟店が行うので、オーナーが本部とやり取りすることはありません。
本部となっている株式会社LIXIL住宅研究所は名前の通り、LIXIL(リクシル)のグループ会社です。
LIXILと言えば住宅設備のトップメーカーですから、キッチンなどの水回り設備から太陽光発電システムまで幅広く手掛けています。
アイフルホームは親会社のLIXILから大量発注することで、建築コストを下げることができます。
ローコスト住宅というと標準仕様が貧弱というイメージがありますが、少なくともアイフルホームに関しては当てはまらないでしょう。
アイフルホームの注文住宅は、主力商品であるセシボシリーズを中心に展開しています。
最低坪単価が30万円台前半と、ローコスト住宅の中でも屈指のコストパフォーマンスを誇っていますね。
セシボ | シンプルライフ | i-Prime7 | |||
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極 (きわみ) |
零 (ぜろ) |
爽 (そう) |
|||
坪単価 | 52.0万円/坪〜 | 44.9万円/坪〜 | 32.3万円/坪〜 | 51.6万円/坪〜 | 43.0万円/坪〜 |
構造 | 木造軸組工法 | 木造軸組工法 | 木造軸組工法 | 木造軸組工法 | 木造軸組工法 |
ZEH基準 | ◯ | ◯ | − | ◯ | ◯ |
制震システム | ◯ | ◯ | − | ◯ | ◯ |
太陽光発電システム | ◯ | ◯ | − | ◯ | ◯ |
樹脂サッシ | ◯ | ◯ | − | ◯ | ◯ |
参考URL | セシボ/零/極 | セシボ/零/極 | セシボ/爽 | シンプルライフ | ネット限定住宅「i-Prime7」 |
それぞれ見てみましょう。
セシボはアイフルホームで最も売れている主力商品。
極・零・爽というグレードに分かれています。
極は最もグレードが高く、
という最高級の住宅性能を備えています。
零は極と同等の性能がありますが、断熱性能に若干の差があります。
極 | 零 | |
---|---|---|
C値 (cm2/m2) |
0.61 | 0.61 |
UA値 (W/(m2・K)) |
0.30 | 0.25〜0.44 |
ただ政府が定めた省エネルギー基準ではUA値0.46〜0.87なので、両者とも基準以下の断熱性能がありますね。
爽はZEH基準ではありませんが、平成28年省エネルギー基準を満たしています。
そこそこの性能を維持しながら低コスト化を図っています。
ただセシボ爽の場合、太陽光発電システムが標準仕様でなかったり、換気システムが劣るなどのデメリットがあります。
低価格なのは魅力ですが省エネ性能や快適性を考えれば、極または零を選んだほうが納得いく家作りができるでしょう。
シンプルライフは若い世代向けに、新しい住まい方を提案したモデル。
といったいくつかのプランから選ぶ規格化住宅です。
外観はシンプルモダンな今どきのデザインですね。
セシボシリーズほどの充実した仕様ではないですが、価格が抑えられています。
i-Prime7はインターネット限定で受け付けている、完全な規格化住宅です。
自由にプランを作ることはできませんが、本体価格1000万円〜という低コスト化を実現していますね。
2階建てプランでは本体価格1160万円、平屋建てプランでは本体価格961万円となっています。
アイフルホームで注文住宅を建てるメリットとしては、なんと言ってもローコストなのにLIXILの最新住宅設備が付いているということですね。
LIXILは住宅設備・建材メーカーとして国内No.1のリーディングカンパニーです。
扱っている設備も、水回りからサッシまで幅広いですね。
住宅に関するすべてを扱っているといっても過言ではありません。
キッチンやお風呂は使い易いし、お手入れも楽チンでした。
夏も冬もエアコンつける事は、減りました。
光熱費は、安くなりました。
室内ドアのWソフトモーションで、開閉が静かだし楽チンです。
家の外の音(車の走行音など)殆ど聞こえないので静かです。
アイフルホームはグループ企業という強みを活かして、LIXILの最新設備を格安で仕入れることができます。
「家を建てるなら使いやすいキッチンが欲しい」といったニーズに応えてくれるハウスメーカーですね。
前述の通り、アイフルホームはフランチャイズ制度を採っています。
本社は部材の供給やノウハウを提供するのみで、設計や施工は加盟店に一任という流れ。
したがってどの加盟店で建ててもらうかによって、施工品質やサービスの差があるのです。
どの加盟店に頼むかを判断するには、事前にリサーチをしておいたほうが良いでしょう。
リサーチ方法として手軽なのは、Google マップの口コミを調べること。
グーグルマップで「アイフルホーム」と検索すると、地元のアイフルホームの口コミ評価が出てきます。
忖度なしの正直な評価ですから、かなり参考になるのではないでしょうか?
アイフルホームと比較したいのは、ローコストで建てられる木造住宅メーカーですね。
坪単価 | |
---|---|
タマホーム | 35.0万円/坪 |
アイダ設計 | 35.0万円/坪 |
飯田産業 | 34.5万円/坪 |
アキュラホーム | 40.0万円/坪 |
ヤマダホームズ (エス・バイ・エル) |
40.0万円/坪 |
富士住建 | 42.0万円/坪 |
ローコスト住宅メーカーといっても、アフターフォローや性能による違いが大きいですから、3〜4社から相見積もりを取って比較してみましょう。